蕎麦へのこだわり

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蕎麦粉

蕎麦粉

素材は絶対。旨さのために妥協はいらない。

蕎麦粉は、北海道産の蕎麦の実を挽きぐるみで使用。
4種の粉を混ぜ合わせています。

修行時代も変わらず、北海道の粉を使用していました。
扱いやすく、蕎麦の産地だから信頼できる、最高級の幌加内産蕎麦粉。
風味や香りが大切です。
コシを強くしようと思うと白っぽい粉になり、そうなればなるほど味が薄くなってしまいます。
日々、配合と向き合い、コシと風味のバランスを考えています。

其の01

水回し

水回し

蕎麦の運命は、水回しで決まると言ってもいい。
そのくらい大切です。
両手の指先を立てて使い、満遍なく丁寧に、かつ素早く、しっかりと均一に、粉の一粒一粒まで水がいきわたるように混ぜます。
伸ばして切る工程に大きく影響するから、気が抜けません。
使用する水の量は蕎麦粉の水分・気温・湿度によって変わりますから、慎重に見極め、日々気候に敏感になる感覚が大切です。
穀物は生きている。
出来・不出来も正直に分かります。

蕎麦粉と水が合わさった瞬間に、青々しく、蕎麦の香りに包まれます。

其の02

練り

練り

「練り」は生地をまとめ、つなぎの力を引き出し、コシを生み出すための工程です。
水回しで団子状になった生地を、上半身の体重を乗せて、こね鉢の内壁をなめるように練り上げます。
ひとつにまとめ、生地が滑らかになり、光沢が出る頃が練りあがりの目安。
まずは、生地の中にある空気を抜き、生地を一続きにする。
水分量のばらついた生地を滑らかに整えます。練りすぎは蕎麦を不味くしてしまうため、加減は手の感覚。

其の03

伸ばし

伸ばし

最初は丸く丸く、均等に。そして、角を出し伸ばしていく。
のし棒で均一に力を掛け、ただ伸ばすだけでなくて、のしながらコシを出すために、密度を高めます。
力任せに伸ばすのではなく、のし棒で垂直に圧を掛ける。
手の感覚で厚みを計り、生地の縁に映る影でも厚みを見る。
蕎麦打ちの「のし」は、一番長い工程です。

其の04

切り

切り

「蕎麦切り」の由来となる工程です。
蕎麦のまな板は、生地を逃がさないように出来ている。江戸時代からの知恵です。
駒板の板に沿って、まっすぐに包丁を下ろし、断面を潰さないよう、リズムに乗って蕎麦を均一に切っていきます。
姿勢を正して、心も姿勢も、蕎麦に真っ直ぐに向き合い、仕上げます。
那央人の蕎麦の、風味とコシ・喉越しもお楽しみください。

奥深い蕎麦の種類

奥深い蕎麦の種類

01.二八蕎麦

小麦粉二割、蕎麦粉八割で打った当店では基本となる蕎麦です。
蕎麦のご指定がない場合、すべて二八蕎麦でのご提供となります。
喉越し、歯ごたえがともに良く、強いコシをご堪能ください。

02.十割蕎麦

蕎麦粉のみで打ちあげた、蕎麦切りの最上クラス。
蕎麦粉の美味しさを、混じりけのない状態で味わうことのできる蕎麦。
純粋な蕎麦の風味とコシを是非、ご堪能ください。

03.田舎蕎麦

見た目は黒くて太く、味は骨太で野味溢れる蕎麦。
蕎麦殻も挽き込んであるので、蕎麦本来の味が最も良く味わえる蕎麦です。
風味が良く、香りが強く、ざらつき具合がちょうど良い喉越し。

04.黒打ち蕎麦

蕎麦の実の甘皮も一緒に挽いた「挽きぐるみ」。
太くさらにコシも強い、食感はもっさりとしているけれど、風味が強く、食べ応えがある。
つゆが良く絡み、喉越しも含めて美味しい蕎麦。

蕎麦つゆ

蕎麦つゆ
蕎麦つゆ

蕎麦つゆ

那央人の蕎麦つゆは、関東方面の辛いつゆと、名古屋の甘めの味のバランスの取れた味。
酒のつまみになるほどにまろやかでいて蕎麦湯を注ぐと、だしの香りがふわりと鼻を抜ける。

鰹だしは蕎麦専用のものを。30分位煮だして昆布としいたけのだし汁を入れます。
かえしは80度位に湯せんし、醤油臭さや角をとってまろやかにした上、3日・4日寝かせ、熟成することでさらにまろやかになります。

手打ちそば 天ぷら 那央人

〒456-0031 愛知県名古屋市熱田区神宮2-2-8
【TEL】052-681-7558
※ご予約は夜のみ承っております。

【営業時間】
11:00~14:00(平日のみ)
11:00~15:00(土・日曜日、祝日)
17:30~20:30
※お蕎麦はなくなり次第終了

【定休日】木曜日、第三金曜日(年末年始は営業)

店舗案内

・熱田神宮目の前
・地下鉄名城線「伝馬町駅」から徒歩3分
・名鉄「神宮前駅」から徒歩6分